小林 奈美 Kobayashi Nami
私は学生時代、情報処理を学びましたので、これを活かす仕事を探していました。
合同企業説明会で説明を聞き、高所作業車ってなに?と疑問がいっぱいでしたが、面接を受けてみました。面接のときに、皆さん親切な方が多いという印象を受けました。私は働くにあたって会社の雰囲気はとても大切だと考えていましたので入社を決意しました。
初めての所属は総務部総務課でした。
当初は業務内容・仕事の流れが何もわからず、教えてもらった業務をこなすことで精いっぱいでしたが、徐々に自分でできることが増えていき、自信もついていきました。
業務内容は、社員の健康管理や勤怠管理などを担当していました。
現在は、購買部購買課に所属しています。
業務内容は自社製品の製造に必要な材料を生産計画に沿って、必要なタイミングで仕入先から購入することです。これらは1機種当たり2000点以上の部品が必要であり大規模な生産管理システムで総合的に管理させています。システムを使っての業務は、学生時代に学んだことが役に立ちました。
業務で難しい点は、昨年から急激に生産量が増え、仕入先の生産も非常にタイトになってきた為、納期遅延をおこさないように、複数の仕入れ先と調整しながら、ラインを止めない様に管理することです。これは、仕入先の担当様とのコミュニケーションが必要になります。この点は、総務部での経験が大いに活かせていると思っています。
この業務は、たったひとつの部品の納期遅延でも、会社の販売に甚大な影響を及ぼしますので、今後も責任を持って取り組んでいきたいです。
溶接の仕事では、色々なものが溶接されて形になっていきます。職場の全員と協力し合って作ったものが、次行程に無事送り出されるときには達成感を感じます。
入社4年目で班長・仕事を教える立場になり、これまで自分でしていた仕事を他者目線で見直すことを始めました。それにより自分の仕事への理解も一層深まったし、相手を意識したコミュニケーションがとれるようになりました。そういった自分自身の成長をとても嬉しく感じます。
昨年秋から韓国の担当も追加になりました。アジア市場は大変チャンスが大きいと感じており、チャレンジの甲斐があります。
入社前は未経験の設計業務に少し不安もありましたが、先輩からのOJTで日々学びながら行っています。業務の中で最も印象に残っているのは、入社1週間目で行った試作機の高所作業車の組立です。製造課の人に丁寧に教えていただき、機械の構造、組立方法、組立工程を学ぶことができました。
例えば、プレス加工の経験から、プレス曲げが必要な部品の形状決定では、部品の製造工程を想定しながらの設計ができ最適形状を素早く見つけることができていると考えています。また車両の組立の経験からは、小さな一つ一つの部品の選定が最終的な車両の性能(安全性、動作性能、組立性、アフタサービス性、信頼性)に大きく影響することを痛感いたしました。すなわち、どんなに小さいパーツでもしっかり役割を持っており、それぞれの部品の品質が積み重なり融合し合って最終的に車両の品質が生まれると感じております。